原油価格、やや上昇中の1バレル:40ドル弱、ガソリンや灯油は上がるか? [原油]
ガソリンがリッター98円から102円に、ちょっぴり値上げです!(’16年3月)
二桁まで下がってラッキーと思ったの束の間・・・
元の原油価格が1~2月の最安値の1バレル:26ドルから40ドルへ上昇中、ああ残念です。
過去に原油価格が上昇した時期は・・・’08年の7月に150ドル弱までいった後に
’11~’13年に110ドル前後で変わらずですから、今後上がるにしても50~70ドルが予想されます。
金額と入れるガソリンの量の変化が同じのは楽しいです~
原油って、ガソリンや灯油の元で、これが景気を左右するのは、小学生でも知っています。
じゃ、何で値段が上がるかと言えば・・・需要が増えた時です。
景気が回復した時や、原発がダメになった時、紛争が始まった時に一斉に上がりました~
それ以外に、国際的な投資家が投資を始めた時も上がります。
この辺が株式と非常に似ていて、株式市場、通貨取引に並ぶ、原油先物として扱われています。
ところが、ここの所、先物商品としての価値が、どんどん下がって来ました。
これは、昔アルミが金より高い時代がありましたが、大量生産され始めてから価格が下落しました。
また、中国産のレアアースやレアメタルも同じかんじで、下落してえらい騒ぎです。
当面は必要でしょうが・・・電気自動車や燃料電池車の普及や、別のエネルギーがどんどん出てきます。
それ故に、大量消費ではなくジワジワと減っていく模様です。
LEDの普及により、従来の蛍光灯やハロゲンランプの電力消費量に比べて、かなり低くなります。
結果的に、それに回していた電力が余り、余った分は火力や原子力を使わなくなります。
節電ではなく、省エネパーツの開発が今までの社会や産業構造を変えていくワケです。
東日本大震災は、ハイブリッドカーの普及を早め、ガソリンスタンドの閉店も加速しました。
但し、日本の社会の悪い部分をあげるとすれば・・・新旧のシステムが共存している所です。
炭火で焼き肉喰いながら、ハイブリッドカーに乗り、原子力反対ってやっているワケですが~
炭の遠赤外線、ブレーキの回生エネルギー、太陽光パネルの発電・・・がいいとしても
ガスで焼く場合もあるし、未だにガソリンや軽油のみの車もあり、原発を動かそうとする地域もありです。
システムをダブルで動かそうとする社会は、だんだん時代遅れになる傾向があります。
太陽光発電や風力・波力発電、地熱発電やバイオマス発電など、従来の火力発電に比べるクリーンです。
が、まだ規模が小さくこれで産業用も全てという訳にはいきません。
せめて、住宅・個人用をこれで賄うように政府が進めています。
水力発電もいいですけど、原発ほどは持ちません~(およそ30年が限度です)
日本は、川の上流にVやU字谷の地域が多いので、流域面積の大きい地域はダムをどんどん作りました。
結果として、土砂災害や洪水を防いで、電力や用水も得ることができたのですが・・・
砂浜海岸の後退や肥沃な下流の土地の減少、生態系の破壊などの問題が生じました~
これは、世界的な問題にもなり、先進国ではダムを壊して元の自然に、発展途上国ではダムを築くの普通。
どっちも、国の発展のために一度は通らなければならない、道みたいなモノです。
どこかの国で、発電機のついた自転車を漕ぐと、囚人の刑期が短縮される制度に・・・
刑期に関わらず、みんな一斉に飛びついたというニュース、笑えるようで笑えません。
一国の発電事情が、刑務所の懲役囚によって左右されるって、オカシイです。
原発に頼りっぱなしの米・仏・日の原子力ムラの役人や業者も、結局は除染作業員次第ですので・・・
同じレベルなのに、難しい理論や相変わらず安全であるという宣伝をいまだにやっています。
自分の家や会社、工場で必要な電力は、自分たちで確保する時代に、もうすぐなります。
電力の自由化の行きつく先は、自前の発電機や発電所を何らかの形で持つ社会です。
そのために先行投資するのですが、結構お金がかかります。
40年後に、今使っている太陽光パネルが老朽化して、粗大ごみとして撤去の費用がかかります。
閉店したガソリンスタンドの地下には、それぞれのタンクが壊されずに放置されています。
どんなシステムも40年は持たないことは、いろんな歴史が証明していますので・・・
◎この記事に関連する「原油」の記事◎
ガソリン価格低下!原油安の意外なワケ、減産なし、投資なし、資金源なし~
二桁まで下がってラッキーと思ったの束の間・・・
元の原油価格が1~2月の最安値の1バレル:26ドルから40ドルへ上昇中、ああ残念です。
過去に原油価格が上昇した時期は・・・’08年の7月に150ドル弱までいった後に
’11~’13年に110ドル前後で変わらずですから、今後上がるにしても50~70ドルが予想されます。
金額と入れるガソリンの量の変化が同じのは楽しいです~
原油価格は株式と同じで、国際情勢の変化で敏感に反応する
原油って、ガソリンや灯油の元で、これが景気を左右するのは、小学生でも知っています。
じゃ、何で値段が上がるかと言えば・・・需要が増えた時です。
景気が回復した時や、原発がダメになった時、紛争が始まった時に一斉に上がりました~
それ以外に、国際的な投資家が投資を始めた時も上がります。
この辺が株式と非常に似ていて、株式市場、通貨取引に並ぶ、原油先物として扱われています。
ところが、ここの所、先物商品としての価値が、どんどん下がって来ました。
これは、昔アルミが金より高い時代がありましたが、大量生産され始めてから価格が下落しました。
また、中国産のレアアースやレアメタルも同じかんじで、下落してえらい騒ぎです。
ガソリンや灯油・天然ガスはこれからの時代に必要か?
当面は必要でしょうが・・・電気自動車や燃料電池車の普及や、別のエネルギーがどんどん出てきます。
それ故に、大量消費ではなくジワジワと減っていく模様です。
LEDの普及により、従来の蛍光灯やハロゲンランプの電力消費量に比べて、かなり低くなります。
結果的に、それに回していた電力が余り、余った分は火力や原子力を使わなくなります。
節電ではなく、省エネパーツの開発が今までの社会や産業構造を変えていくワケです。
東日本大震災は、ハイブリッドカーの普及を早め、ガソリンスタンドの閉店も加速しました。
但し、日本の社会の悪い部分をあげるとすれば・・・新旧のシステムが共存している所です。
炭火で焼き肉喰いながら、ハイブリッドカーに乗り、原子力反対ってやっているワケですが~
炭の遠赤外線、ブレーキの回生エネルギー、太陽光パネルの発電・・・がいいとしても
ガスで焼く場合もあるし、未だにガソリンや軽油のみの車もあり、原発を動かそうとする地域もありです。
システムをダブルで動かそうとする社会は、だんだん時代遅れになる傾向があります。
再生可能なエネルギーがジワジワ増えている
太陽光発電や風力・波力発電、地熱発電やバイオマス発電など、従来の火力発電に比べるクリーンです。
が、まだ規模が小さくこれで産業用も全てという訳にはいきません。
せめて、住宅・個人用をこれで賄うように政府が進めています。
水力発電もいいですけど、原発ほどは持ちません~(およそ30年が限度です)
日本は、川の上流にVやU字谷の地域が多いので、流域面積の大きい地域はダムをどんどん作りました。
結果として、土砂災害や洪水を防いで、電力や用水も得ることができたのですが・・・
砂浜海岸の後退や肥沃な下流の土地の減少、生態系の破壊などの問題が生じました~
これは、世界的な問題にもなり、先進国ではダムを壊して元の自然に、発展途上国ではダムを築くの普通。
どっちも、国の発展のために一度は通らなければならない、道みたいなモノです。
大量消費しない時代のエネルギー事情
どこかの国で、発電機のついた自転車を漕ぐと、囚人の刑期が短縮される制度に・・・
刑期に関わらず、みんな一斉に飛びついたというニュース、笑えるようで笑えません。
一国の発電事情が、刑務所の懲役囚によって左右されるって、オカシイです。
原発に頼りっぱなしの米・仏・日の原子力ムラの役人や業者も、結局は除染作業員次第ですので・・・
同じレベルなのに、難しい理論や相変わらず安全であるという宣伝をいまだにやっています。
自分の家や会社、工場で必要な電力は、自分たちで確保する時代に、もうすぐなります。
電力の自由化の行きつく先は、自前の発電機や発電所を何らかの形で持つ社会です。
そのために先行投資するのですが、結構お金がかかります。
40年後に、今使っている太陽光パネルが老朽化して、粗大ごみとして撤去の費用がかかります。
閉店したガソリンスタンドの地下には、それぞれのタンクが壊されずに放置されています。
どんなシステムも40年は持たないことは、いろんな歴史が証明していますので・・・
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ガソリン価格低下!原油安の意外なワケ、減産なし、投資なし、資金源なし~
ガソリン価格低下!原油安の意外なワケ、減産なし、投資なし、資金源なし~ [原油]
北朝鮮の行動に、世界中があきれています。
でも、もっとあきれているのが、というよりウレシイのがガソリン価格!
とうとう、リッター二桁まで落ちています。
なぜ、これじゃますますガソリンスタンドがつぶれます。(充電スタンドが増える!)
ハイブリッドカーが売れすぎて、ガソリンが売れないのではなく・・・もっと別の理由でした。
1 産油国で減産しない方針 2 石油マネー今回なし 3 ISの資金源に打撃を与える みたいです。
アメリカが産油国として、OPECに対抗するという話、理解するまでに時間が・・・
「シェールガス革命」という話を聞いていれば、なるほどですが~
このシェール層に含まれている、石油や天然ガスですが・・・
掘る技術がアメリカなどの先進国しかなく、ロシアや中国は遅れをとっている状態です。
「普通」の掘り方で出している産油国と、「新しい」掘り方で出しているアメリカでシェア競争が~
やがて枯渇する中東の石油と、あと100年は持つアメリカを中心とした新産油国とのウレシイ競争です。
普通なら中東各国が減産して、価格の維持を図るはずでした。
今回は、減産すればするほどアメリカ産の石油にとって代わられるわけで、大打撃です。
さらに、原発に代わるエネルギーとして、とりあえずは火力発電です。
安ければ、電気料金にも響かないので、大助かりです。
その新しいシェールガスの掘り方は、最新のハイテク技術と従来の「水平掘り」「水圧破砕」の技術が~
組み合わされて開発されたノウハウと言えます。
前は、石油に投資すれば儲かる時代がありました。
日本の円を買い、そして原油に投資する、それが国際的な流れでしたが・・・
今回、明らかに別の方向へマネーが流れていて、なかなか価格が上がりません。
株安、円安、原油安で、日本の輸出メーカーにとって見れば、やれやれです。
この状態がずっと続くかと言えば、どこかで紛争ぼっ発して、一時的でも戦争経済的な動きが~
特に、イスラム系のテロがヨーロッパを中心に起こっていて、テロ予算が組まれているのは事実です。
どの国でも、自国が戦争や紛争に巻き込まれるのは、避けようとします。
が、他人の不幸は蜜の味で、近くで紛争が起こってそれに対応して・・・
武器や弾薬の輸出、医療や食料の輸出、さらに戦後のインフラや交通機関の復興など。
これで、儲けようとウズウズしている国がどれだけあるか?
人道的支援といいながら、他国の被災状況を知りたくて、いらんお世話をしようとする国がどこか?
そのためのマネーが、今回原油市場に流れ込んでいないのが不気味です。
ISは、世界一番豊かな過激派組織です。
なぜなら、油田をかかえていてなんと石油を輸出しています。
どこかの国がスポンサーではなく、テロリストの治めている地域が産油国をなしています。
日産で2万5千バレルがどれだけか・・・なんかマッドマックスの世界です。
それゆえに、原油価格が下がれば過激派に対して兵糧攻めになる~かも。
しかし、世界中のテロリスト志願者が集まるなんて、変な時代です。
おそらく、映画やゲームに夢中になって、実際に手足がもぎ取られるまで、軽い催眠状態なんでしょう。
戦前の日本も、勝つために軍部の若い将校グループが、まるで集団催眠にかかったような感じでした。
戦後の日本やベトナム戦争後のアメリカが、傷痍軍人に対してどれだけ冷たかったか・・・
やはり、戦争や対テロ紛争は冷静な目とコストを考えられる頭でやらないと、無意味な犠牲を増やします。
可能性はありますが、いくらOPECもこのまま減産を続けないという選択肢は、危険です。
今のうちに、大量の備蓄を用意しようという国々も出てきます。
中東のサウジアラビアやイラン、イラクが将来、石油輸入国になるかもしれない日が来ます。
中国のレアアース・メタル戦略が失敗したように、OPECの価格つり上げ戦略も下手すると・・・
過去の笑い話になる恐れが出てきました。
野菜の豊作貧乏が起こるように、まさか石油でも価格下落により、産油国が軒並み赤字になる!
現にロシアの天然ガスは、赤字になっています。
日本の中東に8割依存した供給体制も、経済産業省が見直しを図り始めました。
より安い石油や天然ガスを選びながら、かつ手間のかかる日本主導の油田開発を行うという方針です。
日本が産油国になる日が近いかも・・・という記事も、あながち希望的観測だけではないデータがあります。
◎この記事に関連する「原油」の記事◎
さて、円安で株高が加速、さらに原油安ですが、景気に追い風~
でも、もっとあきれているのが、というよりウレシイのがガソリン価格!
とうとう、リッター二桁まで落ちています。
なぜ、これじゃますますガソリンスタンドがつぶれます。(充電スタンドが増える!)
ハイブリッドカーが売れすぎて、ガソリンが売れないのではなく・・・もっと別の理由でした。
1 産油国で減産しない方針 2 石油マネー今回なし 3 ISの資金源に打撃を与える みたいです。
普通は減産、今回はなし
アメリカが産油国として、OPECに対抗するという話、理解するまでに時間が・・・
「シェールガス革命」という話を聞いていれば、なるほどですが~
このシェール層に含まれている、石油や天然ガスですが・・・
掘る技術がアメリカなどの先進国しかなく、ロシアや中国は遅れをとっている状態です。
「普通」の掘り方で出している産油国と、「新しい」掘り方で出しているアメリカでシェア競争が~
やがて枯渇する中東の石油と、あと100年は持つアメリカを中心とした新産油国とのウレシイ競争です。
普通なら中東各国が減産して、価格の維持を図るはずでした。
今回は、減産すればするほどアメリカ産の石油にとって代わられるわけで、大打撃です。
さらに、原発に代わるエネルギーとして、とりあえずは火力発電です。
安ければ、電気料金にも響かないので、大助かりです。
その新しいシェールガスの掘り方は、最新のハイテク技術と従来の「水平掘り」「水圧破砕」の技術が~
組み合わされて開発されたノウハウと言えます。
かつてのオイルマネー、今は損
前は、石油に投資すれば儲かる時代がありました。
日本の円を買い、そして原油に投資する、それが国際的な流れでしたが・・・
今回、明らかに別の方向へマネーが流れていて、なかなか価格が上がりません。
株安、円安、原油安で、日本の輸出メーカーにとって見れば、やれやれです。
この状態がずっと続くかと言えば、どこかで紛争ぼっ発して、一時的でも戦争経済的な動きが~
特に、イスラム系のテロがヨーロッパを中心に起こっていて、テロ予算が組まれているのは事実です。
どの国でも、自国が戦争や紛争に巻き込まれるのは、避けようとします。
が、他人の不幸は蜜の味で、近くで紛争が起こってそれに対応して・・・
武器や弾薬の輸出、医療や食料の輸出、さらに戦後のインフラや交通機関の復興など。
これで、儲けようとウズウズしている国がどれだけあるか?
人道的支援といいながら、他国の被災状況を知りたくて、いらんお世話をしようとする国がどこか?
そのためのマネーが、今回原油市場に流れ込んでいないのが不気味です。
イスラム原理主義者たちの資金源に、打撃
ISは、世界一番豊かな過激派組織です。
なぜなら、油田をかかえていてなんと石油を輸出しています。
どこかの国がスポンサーではなく、テロリストの治めている地域が産油国をなしています。
日産で2万5千バレルがどれだけか・・・なんかマッドマックスの世界です。
それゆえに、原油価格が下がれば過激派に対して兵糧攻めになる~かも。
しかし、世界中のテロリスト志願者が集まるなんて、変な時代です。
おそらく、映画やゲームに夢中になって、実際に手足がもぎ取られるまで、軽い催眠状態なんでしょう。
戦前の日本も、勝つために軍部の若い将校グループが、まるで集団催眠にかかったような感じでした。
戦後の日本やベトナム戦争後のアメリカが、傷痍軍人に対してどれだけ冷たかったか・・・
やはり、戦争や対テロ紛争は冷静な目とコストを考えられる頭でやらないと、無意味な犠牲を増やします。
このまま、リッター80円まで落ちるのか?
可能性はありますが、いくらOPECもこのまま減産を続けないという選択肢は、危険です。
今のうちに、大量の備蓄を用意しようという国々も出てきます。
中東のサウジアラビアやイラン、イラクが将来、石油輸入国になるかもしれない日が来ます。
中国のレアアース・メタル戦略が失敗したように、OPECの価格つり上げ戦略も下手すると・・・
過去の笑い話になる恐れが出てきました。
野菜の豊作貧乏が起こるように、まさか石油でも価格下落により、産油国が軒並み赤字になる!
現にロシアの天然ガスは、赤字になっています。
日本の中東に8割依存した供給体制も、経済産業省が見直しを図り始めました。
より安い石油や天然ガスを選びながら、かつ手間のかかる日本主導の油田開発を行うという方針です。
日本が産油国になる日が近いかも・・・という記事も、あながち希望的観測だけではないデータがあります。
◎この記事に関連する「原油」の記事◎
さて、円安で株高が加速、さらに原油安ですが、景気に追い風~
タグ:原油 供給 IS