ガソリン価格低下!原油安の意外なワケ、減産なし、投資なし、資金源なし~ [原油]
北朝鮮の行動に、世界中があきれています。
でも、もっとあきれているのが、というよりウレシイのがガソリン価格!
とうとう、リッター二桁まで落ちています。
なぜ、これじゃますますガソリンスタンドがつぶれます。(充電スタンドが増える!)
ハイブリッドカーが売れすぎて、ガソリンが売れないのではなく・・・もっと別の理由でした。
1 産油国で減産しない方針 2 石油マネー今回なし 3 ISの資金源に打撃を与える みたいです。
アメリカが産油国として、OPECに対抗するという話、理解するまでに時間が・・・
「シェールガス革命」という話を聞いていれば、なるほどですが~
このシェール層に含まれている、石油や天然ガスですが・・・
掘る技術がアメリカなどの先進国しかなく、ロシアや中国は遅れをとっている状態です。
「普通」の掘り方で出している産油国と、「新しい」掘り方で出しているアメリカでシェア競争が~
やがて枯渇する中東の石油と、あと100年は持つアメリカを中心とした新産油国とのウレシイ競争です。
普通なら中東各国が減産して、価格の維持を図るはずでした。
今回は、減産すればするほどアメリカ産の石油にとって代わられるわけで、大打撃です。
さらに、原発に代わるエネルギーとして、とりあえずは火力発電です。
安ければ、電気料金にも響かないので、大助かりです。
その新しいシェールガスの掘り方は、最新のハイテク技術と従来の「水平掘り」「水圧破砕」の技術が~
組み合わされて開発されたノウハウと言えます。
前は、石油に投資すれば儲かる時代がありました。
日本の円を買い、そして原油に投資する、それが国際的な流れでしたが・・・
今回、明らかに別の方向へマネーが流れていて、なかなか価格が上がりません。
株安、円安、原油安で、日本の輸出メーカーにとって見れば、やれやれです。
この状態がずっと続くかと言えば、どこかで紛争ぼっ発して、一時的でも戦争経済的な動きが~
特に、イスラム系のテロがヨーロッパを中心に起こっていて、テロ予算が組まれているのは事実です。
どの国でも、自国が戦争や紛争に巻き込まれるのは、避けようとします。
が、他人の不幸は蜜の味で、近くで紛争が起こってそれに対応して・・・
武器や弾薬の輸出、医療や食料の輸出、さらに戦後のインフラや交通機関の復興など。
これで、儲けようとウズウズしている国がどれだけあるか?
人道的支援といいながら、他国の被災状況を知りたくて、いらんお世話をしようとする国がどこか?
そのためのマネーが、今回原油市場に流れ込んでいないのが不気味です。
ISは、世界一番豊かな過激派組織です。
なぜなら、油田をかかえていてなんと石油を輸出しています。
どこかの国がスポンサーではなく、テロリストの治めている地域が産油国をなしています。
日産で2万5千バレルがどれだけか・・・なんかマッドマックスの世界です。
それゆえに、原油価格が下がれば過激派に対して兵糧攻めになる~かも。
しかし、世界中のテロリスト志願者が集まるなんて、変な時代です。
おそらく、映画やゲームに夢中になって、実際に手足がもぎ取られるまで、軽い催眠状態なんでしょう。
戦前の日本も、勝つために軍部の若い将校グループが、まるで集団催眠にかかったような感じでした。
戦後の日本やベトナム戦争後のアメリカが、傷痍軍人に対してどれだけ冷たかったか・・・
やはり、戦争や対テロ紛争は冷静な目とコストを考えられる頭でやらないと、無意味な犠牲を増やします。
可能性はありますが、いくらOPECもこのまま減産を続けないという選択肢は、危険です。
今のうちに、大量の備蓄を用意しようという国々も出てきます。
中東のサウジアラビアやイラン、イラクが将来、石油輸入国になるかもしれない日が来ます。
中国のレアアース・メタル戦略が失敗したように、OPECの価格つり上げ戦略も下手すると・・・
過去の笑い話になる恐れが出てきました。
野菜の豊作貧乏が起こるように、まさか石油でも価格下落により、産油国が軒並み赤字になる!
現にロシアの天然ガスは、赤字になっています。
日本の中東に8割依存した供給体制も、経済産業省が見直しを図り始めました。
より安い石油や天然ガスを選びながら、かつ手間のかかる日本主導の油田開発を行うという方針です。
日本が産油国になる日が近いかも・・・という記事も、あながち希望的観測だけではないデータがあります。
◎この記事に関連する「原油」の記事◎
さて、円安で株高が加速、さらに原油安ですが、景気に追い風~
でも、もっとあきれているのが、というよりウレシイのがガソリン価格!
とうとう、リッター二桁まで落ちています。
なぜ、これじゃますますガソリンスタンドがつぶれます。(充電スタンドが増える!)
ハイブリッドカーが売れすぎて、ガソリンが売れないのではなく・・・もっと別の理由でした。
1 産油国で減産しない方針 2 石油マネー今回なし 3 ISの資金源に打撃を与える みたいです。
普通は減産、今回はなし
アメリカが産油国として、OPECに対抗するという話、理解するまでに時間が・・・
「シェールガス革命」という話を聞いていれば、なるほどですが~
このシェール層に含まれている、石油や天然ガスですが・・・
掘る技術がアメリカなどの先進国しかなく、ロシアや中国は遅れをとっている状態です。
「普通」の掘り方で出している産油国と、「新しい」掘り方で出しているアメリカでシェア競争が~
やがて枯渇する中東の石油と、あと100年は持つアメリカを中心とした新産油国とのウレシイ競争です。
普通なら中東各国が減産して、価格の維持を図るはずでした。
今回は、減産すればするほどアメリカ産の石油にとって代わられるわけで、大打撃です。
さらに、原発に代わるエネルギーとして、とりあえずは火力発電です。
安ければ、電気料金にも響かないので、大助かりです。
その新しいシェールガスの掘り方は、最新のハイテク技術と従来の「水平掘り」「水圧破砕」の技術が~
組み合わされて開発されたノウハウと言えます。
かつてのオイルマネー、今は損
前は、石油に投資すれば儲かる時代がありました。
日本の円を買い、そして原油に投資する、それが国際的な流れでしたが・・・
今回、明らかに別の方向へマネーが流れていて、なかなか価格が上がりません。
株安、円安、原油安で、日本の輸出メーカーにとって見れば、やれやれです。
この状態がずっと続くかと言えば、どこかで紛争ぼっ発して、一時的でも戦争経済的な動きが~
特に、イスラム系のテロがヨーロッパを中心に起こっていて、テロ予算が組まれているのは事実です。
どの国でも、自国が戦争や紛争に巻き込まれるのは、避けようとします。
が、他人の不幸は蜜の味で、近くで紛争が起こってそれに対応して・・・
武器や弾薬の輸出、医療や食料の輸出、さらに戦後のインフラや交通機関の復興など。
これで、儲けようとウズウズしている国がどれだけあるか?
人道的支援といいながら、他国の被災状況を知りたくて、いらんお世話をしようとする国がどこか?
そのためのマネーが、今回原油市場に流れ込んでいないのが不気味です。
イスラム原理主義者たちの資金源に、打撃
ISは、世界一番豊かな過激派組織です。
なぜなら、油田をかかえていてなんと石油を輸出しています。
どこかの国がスポンサーではなく、テロリストの治めている地域が産油国をなしています。
日産で2万5千バレルがどれだけか・・・なんかマッドマックスの世界です。
それゆえに、原油価格が下がれば過激派に対して兵糧攻めになる~かも。
しかし、世界中のテロリスト志願者が集まるなんて、変な時代です。
おそらく、映画やゲームに夢中になって、実際に手足がもぎ取られるまで、軽い催眠状態なんでしょう。
戦前の日本も、勝つために軍部の若い将校グループが、まるで集団催眠にかかったような感じでした。
戦後の日本やベトナム戦争後のアメリカが、傷痍軍人に対してどれだけ冷たかったか・・・
やはり、戦争や対テロ紛争は冷静な目とコストを考えられる頭でやらないと、無意味な犠牲を増やします。
このまま、リッター80円まで落ちるのか?
可能性はありますが、いくらOPECもこのまま減産を続けないという選択肢は、危険です。
今のうちに、大量の備蓄を用意しようという国々も出てきます。
中東のサウジアラビアやイラン、イラクが将来、石油輸入国になるかもしれない日が来ます。
中国のレアアース・メタル戦略が失敗したように、OPECの価格つり上げ戦略も下手すると・・・
過去の笑い話になる恐れが出てきました。
野菜の豊作貧乏が起こるように、まさか石油でも価格下落により、産油国が軒並み赤字になる!
現にロシアの天然ガスは、赤字になっています。
日本の中東に8割依存した供給体制も、経済産業省が見直しを図り始めました。
より安い石油や天然ガスを選びながら、かつ手間のかかる日本主導の油田開発を行うという方針です。
日本が産油国になる日が近いかも・・・という記事も、あながち希望的観測だけではないデータがあります。
◎この記事に関連する「原油」の記事◎
さて、円安で株高が加速、さらに原油安ですが、景気に追い風~
タグ:原油 供給 IS
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