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高速道路上の事故、原因はスピードではなく、ハンドル操作とタイヤの摩耗か? [運転]

6月10日の東名高速、愛知県の新城(しんしろ)市付近での事故も大変な状況でした。

突然、車が飛んできてバスに突き刺さるような感じで大破、映画のシーンみたいです。

これじゃあ、バスも避ける隙がないくらいで、何で?こんな事故がおこるの?

普通、高速道路はスピードを出す道路ですから、スピードの出し過ぎが原因ではないです。

じゃあ、何が原因か?これが、誰もがこのような事故を起こす恐れがあります。

急ハンドルと、それに対応できなかったタイヤや車重量が原因と見ています。






乗用車が分離帯を越えた原因は?


報道によると、現場は少し下りのゆるい右カーブで、そこから路肩のガードレール

そして中央分離帯へのスリップ痕で、ブレーキ痕はなし。

十日の早朝に、その60代のお医者さんの車は、左側の路肩ガードレールにぶつかった後に



右斜めに横滑りし、路面から分離帯の斜面をジャンプして、飛び越えた模様~

その医師は、勤務先の病院に向かっていたらしく、アルコールはなし。

原因は、最初の接触時に驚いて右に急ハンドルを切ったため、車体がすべり出した。


不慣れな代車(マツダのデミオ)もその一因らしいとのこと。

じゃあ、なぜ最初の左側の接触事故を起こしたのか?ここを調べないと、因果関係が

わからない~


捜査関係者も事故の鑑識研究所の代表の方も、スピードの出し過ぎが原因ではないと解析。

そして、これは私見ですが、この人ひょっとして高速道路を普段あまり乗らない方では?

と思いました。


高速道路不慣れな方のハンドル操作は、ゆるいカーブでも切り過ぎたり、車線変更も

急にしがちで、これにタイヤの摩耗があったりすると、危険な状態になります。

それに、上下方向を間違えるミスも、慣れていないとやるミスです。


何らかのミスで気が動転して、路肩に止めようとしていて、左に急ハンドル...

そして、右にスリップし、さらにアクセルとブレーキの踏みちがえで

中央分離帯にどかん、その後ジャンプでしょうか?


専門家の再現テストも危険ですが、場合によっては、やった方が

メーカー側の疑いが晴れます。



幸いにも、バス側に死者はいなかった理由


バス側に死亡者がでなかった理由として、車両構造の強化とシートベルト着用があります。

この事故をきっかけに、どのバス会社でも全席ベルト着用をよびかけるのは、当然です。

さらに、運転手さんの瞬時の冷静な判断も、被害を軽減していることがわかりました。


バスガイドさんの痛々しい姿での、インタビューに答えている様子は、この事故が、

本当に突然、あっという間に起こって、誰もが冷や汗や覚悟を決めたという状況でした。

でも、新型のバス車両の頑丈さは、車一台飛んできても全体はそのままで、


前面だけ大破で済みました。

これは、昭和の大事故だとどちらも大破・炎上です。








高速路上で、車が回転または横滑りする原因


車が、スリップやスピンをしやすい状態だと、アッと言う間です。

雪道やアイスバーンで滑った経験があると、スタッドレスタイヤを、

大雨ですべったり懲りた経験があると、雨タイヤを購入。


普段、ツルツルのもう交換レベルのタイヤを履いていると、

パンクもスリップもありで、特に大型トラックのドライバーさんで

雨が降ると急に速度を落とす方は、何かと心当たりがあるのでは~


現在、横滑り防止装置付きの車が多いです。

これって、雪道で作動する事が多いのですが、雨の高速道路でも

あの△マークがピコピコついて、ちょっと怖かったです。


冠水路面を時速100キロで通過すると、自動的に速い方のタイヤに

ブレーキをかけて、横滑りを防止しています。

たまたまタイヤに問題なく、偶然車両がまっすぐ走っているだけ


高速道路って平らではありませんし、急な坂やカーブが連続しています。

左右のどちらかに傾斜していて、首都高などは渋滞時にそれがハッキリわかります。

また、坂もだらだら続くので、どこから下りでどこから上りも分りづらいです。


この状況で、車両が1トン未満だとスピードを出し過ぎると車体が浮くか、

不安定な状態になります。重い車両なら、ブレーキを踏んですぐ渋滞が発生、

ニュースで言う断続的な渋滞の発生です。



タイヤのアライメントやトーイン、キャンパーなども、長く乗っている車は、

念のため調べて調整したらと思います。特に、高速道路を長く何回も

運転する方は、少しでもリスクを減らした方が、家族や会社のためになります。

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クルマの免許、いまだにAT限定?MT?トラックでもATですが・・・
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