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洪水を予知できるだろうか?水の勢いは、全てを越えていく~ [災害]

この間の9/9(水)の台風、すごかったです。

私の田舎では土砂崩れが二か所発生して、えらいこちゃでした。

また、鬼怒川と渋井川で堤防決壊、被災地のみなさんの今後の復興をお祈り申し上げます。

台風の爪痕って、必ず日本列島のどこかに被害と教訓を残して行きます。

この毎年の出来事が、日本人の生き方や政治にかなりの影響を与えています。






川の勢いを止めるものはない


津波ほどではないですが、台風や大雨時の河川はふだんの3~5倍くらいの水量です。

いつもは見えている河川敷が、水浸しでやがて堤防まで水位が上昇していきます。

ここで、地元の消防や警察で見回りや最悪土嚢を積むなどの対策がなされます。


が、急激な水量の増加や水位の上昇の場合、警戒や対策が後手後手に回ります。

いつもとちがう、オカシイ、注意報から警報へ、避難勧告はすべきか?

洪水が起こる場合、2~30年に一遍です。


前回の被害に遭った時の関係者が、もう高齢だったり他界しているケースがほとんどです。

経験が生きないほど、本当にたまにしか来ません。



だけど、堤防の作り方は時代によってちがう


堤防も今はやりのスーパー堤防ですが、カネと手間がすごくかかります。

昔からのコンクリート護岸の方が安いし速いですが、一度川水が越水するとすぐ崩壊します。

民主党が言い訳がましく、無駄な行政の仕訳はしていないと言っていました。



でも、少しずつやっていかないと、国家百年の計、堤防や治水も政治のうちです。

小学校の時に習った「輪中」ですが、藩によって堤防の高さがちがいました。

これからの時代、地方によってカネのある所は高い堤防で、ない所は洪水が起こりやすい・・・



山梨県にある「信玄堤」ですが、川の流れの勢いをうまくそいでいます。

また、あらかじめ堤防を二重三重に作って、一つの目の堤防が決壊しても~

二つ目の堤防で食い止め、それさえもダメな場合三つ目の堤防で食い止めます。



首都の北側の国道16号のそばの地下には、「地下神殿」と呼ばれる首都圏外郭放水路があります。

でもこのような装置を全国に作れるかと言えば、無理です。

費用が2300億円で13年かかっています。


荒川と利根川の間に流れている、綾瀬川や中川や江戸川の水量調節を地下水路で行う!

考えついた人はすごくえらいと思いますが、洪水の歴史がある埼玉県東部ならではです。






ダムは、一時的には効果がある


上流にダムを作るのも、せいぜい30年くらいしか効果がありません。

洪水の予防効果よりも、海岸線とくに砂浜海岸を破壊します。

近頃、ダムを壊す公共投資がなされる地域も出てきました。


それの方が元の自然の河川に戻って、洪水も土砂崩れも起きますが結果的にいいそうです。

日本の土木行政って、ダムを作るとか原発を作るとかって決めると・・・

反対勢力を抑え込む政策を取ってきましたが、これからはバランスで行った方がいいみたいです。


ダム推進地域とダム破壊地域、原発推進地域と太陽光発電推進地域に分ければと思います。

民主党や共産党みたいな反対ばかりの政党じゃなくて、別の案や政策を推進する政党が欲しい~

例えば、安保法案は賛成し自衛隊増強+日米安全保障条約は廃棄みたいな政策・・・


横道にそれましたが、ダムが必ずしもいい政策ではないです。

土砂が流れたあとの山は、どんどんやせていく


田舎の山道を歩いて気がついたことですが、昔は普通の峠道が今行くと草ぼうぼうでない!です。

けもの道になっていればいい方で、土砂崩れや本当に道が消滅して歩けない所が多いです。

こりゃ、整備しなければヤバイと感じて、役場や土木工事する会社に聞いたりしました。


地元の地主さんでも、何人か気にしている人たちと相談して、結果的に最低限度のあか道~

作業用の林道を作る案がまとまったりします。

30年前はあった畑や田んぼも耕作放棄地に、サルや熊、シカが出てきて作物を食い荒らします。


車道は立派になり、遠くからもハイキングや寺社巡りに来る人が多いのに・・・

地元の農家や暮らしている人たちの、生活道路はさびれるばかりです。

空き家が多い地域~限界集落から消滅集落へ変化しています。


人も水も低い地域に流れてしまって、上流はさびれています。

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