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ウイルスって不思議な存在~エボラもiPSも関係している・・・ [医療]

知り合いの再生医療関係者と、食事をしました~

その時、iPS細胞のがん化率が話題に出て、なぜ?って思いました。

ある細胞をとってiPS細胞にする時に、その過程でウイルスを利用します。

つまり、いい細胞(iPS)も悪い細胞(ガン)も、ウイルス次第という

ことを教わりました。






インフルもデング熱もエボラもウイルス


ウイルスって、まだいろんなことがわかっていません。

生物と物質の中間的な存在で、病気の原因になりますが、

それ自体はどんどん変化していきます。




インフルエンザも、デング熱も、エボラ出血熱もいざ症状が

で始めると・・・特効薬はないですが、症状を抑える薬、

ワクチンはあります。




症状を抑えつつ、体の免疫システムが徐々に直していくのが

好ましいのですが~破壊する速度が速いと、死亡します。

このウイルスを利用して、iPS細胞を作ります。



このことさえ、普通の人たちは知らないと思います。

ウイルスベクターって何でしょう。(ウイルスバスターと間違えそうです。)



iPS細胞も、できるかぎり若い細胞を利用


臍(さい)帯血が白血病に効果がある理由は、細胞がまだ

若いから~同じように、子供のころにいくつか細胞を取っておき、

30年後にその細胞を使うプラン。



精子や卵子はもう実用化されつつありますが、普通の細胞は

これからです。細胞バンクにとっておいた細胞を、必要におうじて

iPS細胞に作っていく、その過程。このあたりから、細胞工場なる




ものを全国に作ろうという構想があります。

自動車やパソコンの部品ではなく、人間の細胞です。

遺伝子のタイプから、いくつかの型に分類されるそうで・・・



このようなシステムって、臓器移植の国際的なルールと

同じで、条約が必要になります。

軍事転用も考えると、恐ろしい未来図も考えられます。






再生医療の開発速度


日・米・欧の大学、政府機関、民間の研究所が一斉にとりくんでいます。

問題は、’14年の小保方スタップ騒ぎなんか、他の国では

ちょくちょく起きていることです。



ノーベル賞を取れるというのは、単にスウェーデンだけの問題ではなく・・・

国際的な研究者の推薦が得られる、貴重な関係やレベルの問題です。

同じことをロシアや中国、インドに期待しても、社会全体の底上げがないと~



唯一キューバだけは例外で、医療を国の基本方針に打ち出しています。

今後、理化学研究所でも、研究者や研究グループについての内部監査が

かなりきびしくなります。



また、各大学院でもいい加減な学位は、当然ごとくもらえなくなります。

指導教授のお情けで、マスターやドクターを乱発していた大学や学部は・・・

早稲田だけではないと思います。


下手な外科医を増やした、群馬大や東京女子医大など、信用失墜行為の

代償は大きいです。


カネになるか?


発展途上国の臓器売買に、先進国のセレブ層のカネが流れ込んで

います。口では人権って言っている、アメリカやEUも金持ちは

まるっきり逆のことをしています。



なぜそれを取り上げないかと言えば、誰もが長生きしたいから~

ここに来て、再生医療は金になるし、下手すればウイルス系の

病気の回復にも影響する話。



外国の機関投資家たちが、日米欧の医薬品メーカーや研究施設の

情報漁りをせっせとしています。ノーベル賞級の研究が現実に

行われている毎日、特許もからめて熾烈なスパイ活動も・・・


でも、意外なところから将来が見えてくることも。

’14年の小保方スタップ騒ぎも氷山の一角で、これからもいろんな

研究者が何か起こします。



かえって、マスコミもまた~なんて反応になるかもしれません。

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