南シナ海、中国の孤立~アメリカや日本はどう動く?経済制裁ありか~ [国際情勢]
南シナ海、ぼちぼち緊張が高まり、すわ紛争ぼっ発か?
なんて、見出しがスポーツ紙に時々載るようになりました。
でも、朝鮮戦争や中台紛争と同じで、中国もアメリカも自分たちの交流を深めています。
片や、一発触発で戦争突入、もう一方で平和を維持するために会話継続。
武力や外交を背景とした、対話重視の情勢です。
そのレベルなら、人民解放軍と極東ロシア軍が協力して奇襲攻撃を仕掛ければ~
一たまりもないでしょう・・・実際、沖縄占領計画は存在しました。
また、近頃明るみになった、米軍の沖縄撤退計画も現実的でした。
しかし、アメリカ政府は何重にも安全保障政策を立案し、また経済力に応じて軍事費をコントロール。
日本と違う点は、武器を輸出して・・・それも、ある政府軍と迂回ルートで反政府ゲリラにも供給。
日本が常に、憲法の制約が中での防衛政策なのに~アメリカは、国際世論も動かします。
中国が、米軍など取るに足らない存在であると、過小評価をしてどんどん南シナ海をいじるならば~
ある日、中国と北朝鮮の目と鼻の先である山東半島や遼東半島沖で、米海軍や空軍が何か・・・
韓国軍との演習のおまけで、大規模かつ実戦的な行動に出るおそれはあります。
黄海演習は、実質北京のすぐ近くで行われるために、たとえ演習であっても何かあります。
軍隊が弱いと判断される場合、今の時代は情報網や通信手段の維持ができない時です。
湾岸戦争なども、すぐにイラク軍は機能停止に陥りました。
紛争が勃発する瞬間、相手のレーダーやインターネット(軍事用)を無力化するはずです。
その意味で、中国や北朝鮮のサイバー攻撃の度合いが増えていくなら、南シナ海紛争は始まります。
大規模な演習の中の、ちょっとした誤解みたいな感じで始まり、国連安保理事会が開かれます。
お互いが相手を非難し、ギリギリ所まで行って撤退、世界中が注目しながらのデモンストレーション。
中国は少しでも軍事力や経済力をアッピールしたいだけで、アメリカが落ち目である印象付けです。
逆に、アメリカは日本やアセアン、オーストラリアの世論や支持を取り付け、中国の包囲が目的です。
インドやロシアは、中立を維持しながら成り行きを見守るでしょう。
ロシア軍がのこのこ出てくるかと言えば・・・この紛争の最中は、北方領土や北朝鮮国境近くで~
待機のはずで、中国や日本の情報収集や警戒システムの監視や抜け道がないか・・・
積極的には動かない、けれど諜報や防諜活動には熱心な感じでしょう。
かつて、冷戦時代に粘り強く対峙した相手(日・米)が、今度は中国相手に何か始める時~
どちらかが落ち目になった瞬間、かならず動きがあります。
下手すれば、アメリカ側につく可能性もあり、この辺がこの国の訳わからない所です。
ロジスティックス(兵站)能力は、日本の自衛隊の弱みですが・・・
この辺の能力が、米軍と自衛隊の合同運用する時に、かなり改善される所かなと思います。
日本人って、地味な仕事をあまり重視しません。
戦前の軍の輸送体制は、本当にお粗末で情けない話で満載です。
戦後、経済も含めた総力戦の考え方が普及して、ようやく輸送や通信にも重きが置かれました。
第二次大戦で米軍に負けた理由を、物量作戦の結果として捉えている評論家が多いです。
実際は、考え方や判断力の差で同じ兵力差でも、アメリカはベトナムには負けています。
勝つのではなく、どこまでも粘り強く負けない姿勢を、アメリカ政府と米軍は冷戦で学んでいます。
自衛隊の運用も、米軍の指揮下に入るのか、総理大臣の指揮の下で自由にやるのかで違います。
この辺の法制度上の問題も、まだ何も始まっていないし安倍内閣では無理でしょう。
中国を刺激したらこんな反応がある~それを民主党や共産党も具体的に示すならば・・・
野党として、建設的な評価を受けるかなです。
◎この記事に関連する「政治」の記事◎
安倍内閣を見ていると、お祖父ちゃんにあたる岸首相のころとダブる~
◎この記事に関連する「紛争」の記事◎
中国の南シナ海侵略、東南アジア諸国やインドは日本に期待・・・
なんて、見出しがスポーツ紙に時々載るようになりました。
でも、朝鮮戦争や中台紛争と同じで、中国もアメリカも自分たちの交流を深めています。
片や、一発触発で戦争突入、もう一方で平和を維持するために会話継続。
武力や外交を背景とした、対話重視の情勢です。
米軍は、戦前の英仏の植民地軍か?
そのレベルなら、人民解放軍と極東ロシア軍が協力して奇襲攻撃を仕掛ければ~
一たまりもないでしょう・・・実際、沖縄占領計画は存在しました。
また、近頃明るみになった、米軍の沖縄撤退計画も現実的でした。
しかし、アメリカ政府は何重にも安全保障政策を立案し、また経済力に応じて軍事費をコントロール。
日本と違う点は、武器を輸出して・・・それも、ある政府軍と迂回ルートで反政府ゲリラにも供給。
日本が常に、憲法の制約が中での防衛政策なのに~アメリカは、国際世論も動かします。
中国が、米軍など取るに足らない存在であると、過小評価をしてどんどん南シナ海をいじるならば~
ある日、中国と北朝鮮の目と鼻の先である山東半島や遼東半島沖で、米海軍や空軍が何か・・・
韓国軍との演習のおまけで、大規模かつ実戦的な行動に出るおそれはあります。
黄海演習は、実質北京のすぐ近くで行われるために、たとえ演習であっても何かあります。
人民解放軍は、やはり弱いか?
軍隊が弱いと判断される場合、今の時代は情報網や通信手段の維持ができない時です。
湾岸戦争なども、すぐにイラク軍は機能停止に陥りました。
紛争が勃発する瞬間、相手のレーダーやインターネット(軍事用)を無力化するはずです。
その意味で、中国や北朝鮮のサイバー攻撃の度合いが増えていくなら、南シナ海紛争は始まります。
大規模な演習の中の、ちょっとした誤解みたいな感じで始まり、国連安保理事会が開かれます。
お互いが相手を非難し、ギリギリ所まで行って撤退、世界中が注目しながらのデモンストレーション。
中国は少しでも軍事力や経済力をアッピールしたいだけで、アメリカが落ち目である印象付けです。
逆に、アメリカは日本やアセアン、オーストラリアの世論や支持を取り付け、中国の包囲が目的です。
インドやロシアは、中立を維持しながら成り行きを見守るでしょう。
極東のロシア軍は使えるか?
ロシア軍がのこのこ出てくるかと言えば・・・この紛争の最中は、北方領土や北朝鮮国境近くで~
待機のはずで、中国や日本の情報収集や警戒システムの監視や抜け道がないか・・・
積極的には動かない、けれど諜報や防諜活動には熱心な感じでしょう。
かつて、冷戦時代に粘り強く対峙した相手(日・米)が、今度は中国相手に何か始める時~
どちらかが落ち目になった瞬間、かならず動きがあります。
下手すれば、アメリカ側につく可能性もあり、この辺がこの国の訳わからない所です。
自衛隊の情報収集能力と兵站能力は、戦前を超えるか?
ロジスティックス(兵站)能力は、日本の自衛隊の弱みですが・・・
この辺の能力が、米軍と自衛隊の合同運用する時に、かなり改善される所かなと思います。
日本人って、地味な仕事をあまり重視しません。
戦前の軍の輸送体制は、本当にお粗末で情けない話で満載です。
戦後、経済も含めた総力戦の考え方が普及して、ようやく輸送や通信にも重きが置かれました。
第二次大戦で米軍に負けた理由を、物量作戦の結果として捉えている評論家が多いです。
実際は、考え方や判断力の差で同じ兵力差でも、アメリカはベトナムには負けています。
勝つのではなく、どこまでも粘り強く負けない姿勢を、アメリカ政府と米軍は冷戦で学んでいます。
自衛隊の運用も、米軍の指揮下に入るのか、総理大臣の指揮の下で自由にやるのかで違います。
この辺の法制度上の問題も、まだ何も始まっていないし安倍内閣では無理でしょう。
中国を刺激したらこんな反応がある~それを民主党や共産党も具体的に示すならば・・・
野党として、建設的な評価を受けるかなです。
◎この記事に関連する「政治」の記事◎
安倍内閣を見ていると、お祖父ちゃんにあたる岸首相のころとダブる~
◎この記事に関連する「紛争」の記事◎
中国の南シナ海侵略、東南アジア諸国やインドは日本に期待・・・
タグ:南シナ海 中国 孤立