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炭の利用法~昔は暖房、今は調理用・・・電子レンジよりウマい! [燃料]

炭って、昔はいろんな所で使われていました~

ところが、原子力発電が始まった’70年代ごろから、徐々に廃れ始めました。

まず、かまどがなくなりガスコンロに・・・こたつやお風呂が電気やガスに代わりました。

そうです!今、炭と言ったらBBQ用しかない、だけど使い方が?です。






炭の種類と使い方


白炭(備長炭)、黒炭、消し炭の3種類です。

白炭は作り方が違い、普通の炭窯ではできません。

素人でも作れるのは黒炭です。


消し炭は、一度火が付いた炭でボロボロに細かくなって、火が付きやすい状態のものです。

あと不良品は、煙がすごくでます。

上質のモノは煙なしで、かつ高温度が持続します。



昔はどの家でも、炭が薪小屋の近くに置かれていました。

今は電化したり、都市ガスやプロパンの普及で、そんなスペースは皆無です。

炭の出す赤外線


近赤外線と遠赤外線があり、特に遠赤外線が他の燃料と違うところです。

普通、火で炙ると近いところが焦げて、遠いところは生のままです。

炭火はこれがなく、均一に焼けています。


それで、銀座や赤坂などの高級料亭などでは、備長炭など品質のよい炭で調理しています。

お客さんに出した魚が生じゃ話になりませんから、炭も一流のモノを使うワケです。

でも、値段が黒炭はキロ100円前後ですが・・・


白炭(備長炭)はキロ500~1000円で、普通の家庭で使うには髙過ぎます。

あと、炭を使う場合に、屋内では、必ず換気をして絶えず窓を開けたり、換気扇を回すこと!

近所の集会所で炭ごたつを使ったら、3回も一酸化炭素中毒事故が起こりました。


屋外のBBQなら問題ないですが、風の強い日は火の粉が飛ぶので注意です。






着火方法が意外と難しい


炭の着火って、意外と難しいです。

子供のころは、新聞紙に火をつけた後、少し強めに団扇であおいだ記憶があります。

点けば、軽く2~3時間は持ちますが~点くまでの、2~3分がじれったいです。


消し炭を使ったり、着火剤を使ったり、ガスライターで炙って着火もありですが・・・

新聞紙を丸めて、10センチX10本くらいの着火法が一番手頃です。

スマホに動画が載ってました。



この着火方法は、炭の燃焼のために 1熱 2酸素 3時間 の三つがきれいにそろっています。

あと、湿った炭は2~3日外で乾かしておけば、そんなに手間がかかりません。

良い炭ほど、着火に時間がかかります。



備長炭の着火で手こずった経験があるなら、炭に詳しい方です。
 

肉・魚を焼くと、これがウマいです


この間、知り合いの社長の家でBBQをやりました~

始めに火を起こしておいて、丁度よいころにみんなが到着し、肉を置きました。

すぐにジュウジュウ音を立てて、あの美味しいニオイが!



次々と焼いては食べ、焼いては飲みと、宴もたけなわ~

じゃ、野菜も食べて、おしゃべりもはずんで・・・

魚を焼こうという話になり、マグロやサバなどを並べました。



さて、ここで魚を焼いたことのある人なら、誰もが火の通りを気にします。

見た目焼けていも、食べたら「あれ~これ、ちょっと・・・」ってことを経験します。

じゃ、黒焦げにしてもうまくありません。


ここで、よい炭(特に備長炭のような白炭など)は火の通りがよく・・・

ダメな炭(消し炭などの着火用)は、全然生焼けになります。

じゃ、今回の炭はどうかと言えば、そうかなり上質でおいしく焼けました。



まるで、高級料亭で出てくるような焼き魚だったので、ビックリ!

BBQでこれだけうまい焼き魚ができるなんて、炭の威力にひれ伏しました。

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