資格がちがうとダメ！理容師と美容師、保育士と幼稚園教諭、調理師と栄養士

えって、驚いたのが・・・男って、美容院はダメなんですね～正式には違法とのこと。

あと、幼稚園のセンセイが保育園で教えるのもダメ・・・

栄養士と調理師の免許もちがいます。

さすがに、男が美容院に行きづらいのは知っていたけど、違法とは知らなかったです。

なんでこんな事が起こるのか？

その業界で資格を整備する時、深く考えずに作った場合が多いです。

それに、昔は床屋と美容院は男女で分けていたように思います。

平成に入ってから、男も美容院に行く風潮になり、だんだんお客の奪いあいになって～

初めて、あれ～オカシクないってみんなが言い始めて、ようやく問題に・・・



幼稚園は学校扱いで、保育園は働くママたちのための施設という意味合いがありました。

でも、今は専業主婦が７割切っています。

保育園も０歳児からできる所が足りないのと、幼稚園と保育園の年長組は実質おなじです。



じゃ、こども園という施設にしようという案がありますが・・・

実際、人手不足や経験不足による事故が多発しています。

ママは30～40代、保育士さんは20代中心で、こりゃどうしても文句を言えない雰囲気です。



栄養士って、大きな組織のケータリング（食堂施設）で必ずいます。

調理師は、どんな小さい食堂やファミレスでもいないと違法になります。

じゃ、いっしょできないかというと、別々の資格でとるしかないです。


最悪、二人雇わざるをえないのですが・・・技術的には調理師で、栄養的な知識は栄養士です。

両方持っている人もいますが、全員ではないです。

実際不便なのか？

実際、不便ではないけど、行政指導を受けた時に・・・

無資格者だけというケースや、いるけど資格と技量が一致していないとか～

一人二役で、一つの方が無資格でそのうち取ろうとしていたなどです。


たいていはお咎めなしで、でもニュースネタにはなるらしく～

腕のいいイケメン、カリスマ無資格美容師などがよく話題になります。

車の免許の更新忘れて、無資格で捕まるのと似ています。


保育士さんの方が、仕事がシビアの割に待遇がよくないし長時間労働です。

幼稚園のセンセイの方が楽だし、先生として扱われます。

オカシイよって言っても、看護師と女医さんほどのちがいはないです。


このちがいについて、役所としては分けた方が指導しやすいのですが・・・

資格をとって就職する側は、めんどくさいとか人手不足のあおりを受けるので～

それに、ストライキやデモや陳情をしている余裕なんてありません。


最後は、政治家や役人がバカだって言ってました。

法律を改正すれば済むのか？

野党で特に共産党を中心に、法改正をしようという動きがあります。

が、実際に法律や制度を変えて、問題が解決するのかというと・・・

必ず、反対や現状維持の動き、つまり抵抗勢力がいます。



まず役人の一部が反対したり、難癖をつけます。

次に、外国からの圧力に負ける政治家が、いろいろブレーキをかけます。

最後に、業界団体も条件つきでないとOKを出しません。



誰だって、自分の毎日の仕事が、新しくかつ混乱していくのは、嫌がります。

特に、既得権益を抱えた業界や、利権を持つ大きな役所はNOです。

これらの人たちや組織を説得していくうちに、骨抜きの法案が出来上がります。


この構造は日本だけでなく、アメリカにもあるし、EUにもあります。

知っている人たちが、もっと訴えるしかない

じゃ、どうしようか・・・途方に暮れることや、泣き寝入りに慣れるしかないのでしょうか？

企業の吸収合併のように、資格の吸収をしていくやり方はあります。

一番易しい資格をからステップアップして、実務経験によって取っていくのですが～



お互いに対等な資格の場合は、個人経営の場合に夫婦で取るケースもあります。

問題は一方がすごく取りづらい資格で、残りが簡単というケースです。

実務経験の方が大事の場合、資格の勉強は暗記で済みます。


例の法科大学院の問題など、余計に問題を複雑にしてしまった感があります。

別コースを作ったのはいいが、結局合格率は変わらないようで・・・

じゃって言うので、法科大学院がつぶれていくようです。

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