人間国宝とは・・・桂米朝さん逝く~落語界では二人目、芸能分野 [文化]
落語界では二人めの人間国宝、桂米朝さんがお亡くなりになりました・・・
この方の優れた業績、上方落語を中心とする寄席芸能の普及と向上に尽くしました。
6代目笑福亭松鶴、5代目桂文枝、3代目桂春団治と共に~
昭和以降の「上方落語の四天王」と呼ばれました。
日本の文化財保護法、第71条第2項に基づき、文部科学大臣が指定した重要無形文化財の・・・
保持者として認定された人たちです。
重要無形文化財の保持者を指して「人間国宝」と呼ぶので、法的な名称ではないようです。
無形文化財とは、演劇や音楽、工芸技術やその他の無形の文化的財産です。
我が国にとって、歴史的に又は芸術的に価値の高いものをいうそうです。(同法第2条第1項第2号)
無形文化財とは、芸能、工芸技術などの無形の「わざ」そのものを指します。
’54年、文化財保護法の改正によって重要無形文化財の指定、および保持者の認定制度が決まりました。
日本政府は、重要無形文化財の保護を目的として、人間国宝(認定保持者)に対して・・・
年額200万円の特別助成金を交付しています。
スウェーデンのノーベル賞に比べると、セコいですが・・・
何もしないよりはマシで、でも、もっと額を増やして、文化の保護や維持に税金を回したら~
トンネルや橋、新幹線や高速道路も大事ですが、しょせん土建屋と役人に金がまわるだけ。
芸能分野は、雅楽や能楽、文楽や歌舞伎、組踊や音楽、舞踊や演芸の8つに分かれています。
工芸技術部門は、陶芸、染織、漆芸、金工、金工(刀剣)、人形、木竹工、諸工芸、和紙の9つです。
割合から言うと、半々くらいです。
ちょっと名の知れた伝統芸術で、新聞やTVで報道されるような名人級の人たちの中で・・・
選ばれてなる感じで、本人が知らないうちに決まる場合が多いです。
まぁ、えらくなるひとたちって、欲がなく腰が低いケースがほとんどですから。
芸能に伝統がつくと、文化として箔がつくのは、どこの国でも同じです。
国民栄誉賞や名誉市民賞と同じで、年寄りに対する表彰なんじゃないですか?
それなりにがんばってきた人たちの中で、特に優れた業績を残したお年寄りを選ぶことは、大事です。
他の老人たちから見て、アイツも頑張ってきたんだって、見えるのって精神的な豊さでしょう。
文化勲章に比べて、公的な認証というより、民間の他薦という意味合いが強いです。
それに、個人というより団体で受けるケースが多いので、功労者としての表彰でしょう。
日本人って、まずノーベル賞を意識して→文化勲章→人間国宝みたいなところがあります。
でも、それだけ注目度合がちがうのは、よ~くわかります。
このブログでも、世界的なテーマと、日本国内の話題と、ローカルネタで全然扱いが違っていて・・・
新聞やTVと同じ状況で、読まれているのがわかります。
田舎の神社のお神楽、地方の歌舞伎、中央の能楽など・・・
残していかなければならない伝統芸能ですが、子供の時ってどれも退屈な見世物にしか見えません。
歴史の重みが理解できるのは、結婚して子供ができるくらいの年齢です。
なぜ、イスラム教徒はかたくな保守性を維持しているのか?
仏教徒は、聖書の民とちがい争いをしないのか?
伝統芸能の行きつく所は、各民族の宗教や文化の元までいきます。
子供の頃、近所の神社の神楽保存会に参加しました。
今、人間国宝の方が亡くなって、どんな影響があるのか考えてみると、なるほど~
気持ちの一番奥にある、何かに作用している感じです。
この方の優れた業績、上方落語を中心とする寄席芸能の普及と向上に尽くしました。
6代目笑福亭松鶴、5代目桂文枝、3代目桂春団治と共に~
昭和以降の「上方落語の四天王」と呼ばれました。
人間国宝とは?
日本の文化財保護法、第71条第2項に基づき、文部科学大臣が指定した重要無形文化財の・・・
保持者として認定された人たちです。
重要無形文化財の保持者を指して「人間国宝」と呼ぶので、法的な名称ではないようです。
無形文化財とは、演劇や音楽、工芸技術やその他の無形の文化的財産です。
我が国にとって、歴史的に又は芸術的に価値の高いものをいうそうです。(同法第2条第1項第2号)
無形文化財とは、芸能、工芸技術などの無形の「わざ」そのものを指します。
’54年、文化財保護法の改正によって重要無形文化財の指定、および保持者の認定制度が決まりました。
日本政府は、重要無形文化財の保護を目的として、人間国宝(認定保持者)に対して・・・
年額200万円の特別助成金を交付しています。
スウェーデンのノーベル賞に比べると、セコいですが・・・
何もしないよりはマシで、でも、もっと額を増やして、文化の保護や維持に税金を回したら~
トンネルや橋、新幹線や高速道路も大事ですが、しょせん土建屋と役人に金がまわるだけ。
分野別に見ると・・・
芸能分野は、雅楽や能楽、文楽や歌舞伎、組踊や音楽、舞踊や演芸の8つに分かれています。
工芸技術部門は、陶芸、染織、漆芸、金工、金工(刀剣)、人形、木竹工、諸工芸、和紙の9つです。
割合から言うと、半々くらいです。
ちょっと名の知れた伝統芸術で、新聞やTVで報道されるような名人級の人たちの中で・・・
選ばれてなる感じで、本人が知らないうちに決まる場合が多いです。
まぁ、えらくなるひとたちって、欲がなく腰が低いケースがほとんどですから。
芸能に伝統がつくと、文化として箔がつくのは、どこの国でも同じです。
このような制度の良しあし
国民栄誉賞や名誉市民賞と同じで、年寄りに対する表彰なんじゃないですか?
それなりにがんばってきた人たちの中で、特に優れた業績を残したお年寄りを選ぶことは、大事です。
他の老人たちから見て、アイツも頑張ってきたんだって、見えるのって精神的な豊さでしょう。
文化勲章に比べて、公的な認証というより、民間の他薦という意味合いが強いです。
それに、個人というより団体で受けるケースが多いので、功労者としての表彰でしょう。
日本人って、まずノーベル賞を意識して→文化勲章→人間国宝みたいなところがあります。
でも、それだけ注目度合がちがうのは、よ~くわかります。
このブログでも、世界的なテーマと、日本国内の話題と、ローカルネタで全然扱いが違っていて・・・
新聞やTVと同じ状況で、読まれているのがわかります。
歴史的な重み
田舎の神社のお神楽、地方の歌舞伎、中央の能楽など・・・
残していかなければならない伝統芸能ですが、子供の時ってどれも退屈な見世物にしか見えません。
歴史の重みが理解できるのは、結婚して子供ができるくらいの年齢です。
なぜ、イスラム教徒はかたくな保守性を維持しているのか?
仏教徒は、聖書の民とちがい争いをしないのか?
伝統芸能の行きつく所は、各民族の宗教や文化の元までいきます。
子供の頃、近所の神社の神楽保存会に参加しました。
今、人間国宝の方が亡くなって、どんな影響があるのか考えてみると、なるほど~
気持ちの一番奥にある、何かに作用している感じです。
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