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鳥インフル、口蹄疫、家畜の伝染病は多いのに、獣医学部の新設無しの疑問? [伝染病]

加計学園の問題でクローズアップされた獣医学部、そう言われて見れば

畜産や獣医、バイオ関連の学部って、一時期ブームになりましたが...

新設されていないのは不思議な話です。

西日本を中心に、家畜の伝染病による大量死で畜産農家が甚大な被害を

受けているのに、肝心の獣医や畜産系の専門家が少ないのは、誰の責任

なのか?文部科学省だけの問題ではないようです。







獣医学部の定員の少なさ


これが、例の加計学園問題が出てくるまでほとんど話題に上らない

かったくらい少ない定員(930人)です。医学部(9200人)や

歯学部(2300人)、薬学部(13000人)に比べるとはるかに


少ない定員です。ペットの病気や怪我を診る獣医さんという

イメージがあります。が、実際は家畜全般を診る、さらに

その伝染病が発生したら農水省や厚労省と連携して、防疫に



携わるはずですが...例えば、豚を育てると最初の生まれたばかり

の段階で、早くも病気にかかる弱い子ブタが出てきます。これが、

素人の畜産農家だとすぐ死んじゃうらしく、じゃあ予防接種だとか



衛生管理だとかで、当然獣医や農協の畜産部門に相談に行きます。

でも、北海道や鹿児島のような畜産農家の多い地域ならともかく、

東京や大阪の近くで獣医学部を新設しても、食品メーカーや農業



高校の先生になるくらいしか、就職口がないのも確かで~じゃあ、

宮崎県のような鳥インフルで、確か東国原元知事がてんてこまい

した事態では、獣医さんたちは何もしなかったのでしょうか?

農水省の畜産・獣医系の部局


農水省でも文科省でも、畜産や獣医部門はあります。でも、加計

学園の問題でクローズアップされたように、新設して獣医を増や

そうと言う動きより、そんなめんどくさい事をやめようという空気


が強いのは事実です。安倍さんに言われたから、仕方なくやるか~

こんな感じで、憲法改正も獣医を増やすのもまだまだ先伸ばしに

しようという抵抗勢力が多く、たまたま作ろうとした加計学園が


総理とグルで悪いことでもしているような報道をされました。

しかし、現実に宮崎などで家畜の伝染病の被害が起きた時に、

専門家育成の文部科学省は知らん顔して責任逃れです。



悪いのは東国原知事や農水省だと言わんばかりです。






宮崎や鹿児島の畜産被害


それで、家畜の病気が広がった時点で、頼れる畜産の専門家は地域に

よっては少ないし、その被害を食い止めるのは素人の地方自治体の

担当者になります。


役所にはいろんな情報が集まりますが、それを分析したりすぐ対応できる

専門家が、ほとんどいないのですから~被害の拡大を止めたくもできません。

その最初の一頭の様子がオカシイと、それがその飼育小屋で泡吹いて暴れて


いるという情報でも、懸命に介抱したり他の家畜を遠ざけたりとか...

ノウハウの蓄積があればいいですが、実際にはないから結果的に何千頭や

何万羽の家畜の死骸の山ができてしまう訳です。


人間ならエライことなのに、家畜やペットならいいやというのは恐ろしく

無責任な考え方です。

加計学園の問題は、役人の抵抗と利権がらみ


さて、話を戻して加計学園の問題ですが、総理と学園の癒着や忖度は、

現実問題としてあり第二の森友学園と言われてきました。また、文部

科学省や日本獣医師会の不作為を追及する声や運動、疑問が徐々に出

てきているのは、結構大事なことです。


電力会社が核災害の後に急に腰が低くなったように、文部科学省も

「ゆとり教育」の失敗の後でこれ以上非難の的にならないように、

この件は加計側に非があるような文書をどんどん出してくる感じです。



最終的には、獣医学部の新設はゴーサインが出て、資格を取って卒業後

の業界や就職先までの問題は徐々に整備されていくでしょう。それまで、

どのくらいの役人や既存勢力があれこれ難癖をつけて、新設のじゃまを

していくか見ものです。


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伊豆の感電事故、柵の管理や安全にかなり問題あり、動物避けでなく人殺し!
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インフルエンザは流行っているのに、エボラのニュースは? [伝染病]

大事な入試の時期、インフルはすごく流行っています。

大雪も降りそうな季節、いかがお過ごしですか~

アフリカのエボラ出血熱ですが、横ばいか少し増えています。

どちらもウイルス系の病気ですが、その危険性は格段に違います。






ウイルスのしくみから


このエボラ出血熱という病気、一度かかると非常に治療が困難で、

なぜかインフルエンザの治療薬が効くかも・・・というレポートが

昨年の秋にあり、アメリカや日本の製薬会社の株が上がりました。



実際、その効果は不明のままですが、アフリカではシオラレオネで

患者や死者が増えています。なんで、イスラム国ばかりで、エボラ

記事の続きがないのか~



一つは、記事を書きたくても、感染がこわくそこにいけない。

それこそ、ネット拡散なみに全世界に、エボラが拡散しつつある。

二つめは、医療関係者が感染していて、帰国したりしてえらい騒ぎ。



自分たちは大丈夫って、油断や甘えがあり、隔離されて初めて

こと重大さに気がつく。三つめは、ウイルス系の病気なので、

変異して対策がとりづらいのと、記者の勉強不足。




寄生虫や病原菌とウイルスの違い


寄生虫や細菌と同じだと思っている、お馬鹿な人が多い。

21世紀は、病気に対する考え方を変える時期だと思う。

治る、治らないではなく、症状を抑える、抑えないで



そのまま寿命って考え方もある。福島第一原発の核汚染も、

一番被害や影響を受けやすいのは、胎児から児童まで。

成人した人の、ガンにかかる確率はそんなにかわらない。




これから、子作りに励む若夫婦も卵子や精子に異常が起こる

可能性は捨てきれませんが・・・






病気は遺伝子と関係が深い


ガンで死亡した人の家族は、やはりガンで亡くなる可能性が

高くなります。また、心臓疾患系で死亡した人の家族には、

高血圧や心筋梗塞で亡くなる可能性を捨てきれません。


成人病って、年齢や食事以外に遺伝子でだいたい決まり、

だからガン保険に入っても身内にガンで亡くなった方が

いない場合、ほとんどムダになります。


私の父は老衰でなくなりましたが、これでもかという

くらいガン保険に入っていて、葬儀の終わった後に

みんなで、バカみたいって半分呆れていました~

これからの医療や薬品は、事故や副作用が少なくなる


人間の遺伝子も解読がほぼ終わり、これはこれから

医薬品を開発したり治験データを得る場合、あらかじめ

薬の効き具合が予測可能なレベルになりました。


特定の疾患にかかる患者の遺伝子構成が、こんな感じで

じゃあ薬はこれとこれを調合して、みたいな組み合わせを

人間や人工知能が考えることが可能になります。


でも、始まったばかりでまだ何も結果が出ていない状態で、

あと30年はかかりそうな流れです。

◎この記事に関連する「医療」の記事◎
ガン、その発生状況と治療後の生存率・・・直る病気になった!



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