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インドの水道と光回線の同時敷設、社会やインフラはカーストで発展しない~ [インフラ]

インドで、二つの村を水道管の黒いパイプ、光ファイバーの青いパイプで結ぶ記事。

じゃあ、それまでは井戸で水を汲み、電話線は銅線での暮らしてたのかな?

と、想像たくましく考えました~実際は、もっと遅れていました。

ある社会の発展は、バランスよくと言う訳に行かない例です。

トイレのないインドでも、インターネットは普及しつつあります。







ネットはアメリカで始まり、先進国間で利用


インターネットもGPSも、米軍の一つのシステムとしてはじまりました。

それが、他国でも利用できるようになり、便利になりました。

でも、最新のハイテクも大事ですが、井戸もないような地域や


道路のない場所、世界中にたくさんあります。

インターネットを、光回線や携帯回線でつなげるのは結構なことです。

また、自動車や船、飛行機で現在の位置をGPSで知るのも、


普通になりつつありますが、どこか発展の仕方がいびつです。

食料も不足しがちな場所で、人道的な見地で医療を行うと...

人口のバランスが崩れて、余計に水や食料が不足しがちになります。


まず、農業支援とインフラ開発ですが、それに教育も加えないとダメ。

ホームレスの人々を助ける感覚で、食料や医療を最貧国に援助すると、

結果的に内乱が勃発します。





携帯は全世界で使えるが、ネットはまだ半分以下


携帯電話が、世界中で使えるようになっています。

驚いたのは、アフリカやアジアの地域で携帯の中継アンテナがあるのに、

肝心の固定回線の電柱や電話ケーブルがない国々です。



インフラって、例えばため水→井戸→簡易水道→普通の上水道と進化して行きます。

じゃあ、電柱→電話ケーブル→光ファイバーって進化しないで、いきなり

携帯電話の基地局→中継アンテナ→スマホ購入じゃあ、何かオカシイです。


いびつで偏った社会の発展は、かならず紛争や貧富の差や事件につながります。

インドやパキスタン、バングラディッシュでは一部の富裕層のみが栄え、

残りの食うや食わずの層は難民になったりしています。








インドは、インフラがすごく遅れている


インドは、ご存じのカースト制度が原因で、インフラや産業、制度など

が、他の国に比べてかなり遅れています。

ただ、カースト制度を廃止すれば良いだけでなく、基本的な生活習慣も


変えて行く必要があり、インド人の心の中で近代化に対する...

劇的な変化を起こさないと、何も始まらないでしょう。

欧米や日本、中国やロシアでは、時代毎になんらかの革命的な


変化が起きて、政府のしくみや社会の動き、生活までが変わります。

インドもこれから、もの凄い変化や革命を経験するのでしょうが、

カーストが消滅した時点で、世界のトップに躍り出る可能性を


秘めています。

社会発展の順序、宗教上の行為や身分制度はかなり残る


中世のヨーロッパや日本では、教会やお寺が毎日の生活まで

全て支配し、例え領主や殿様でも一目おいていました。

また、身分制度も一度確立すると、なかなか差別がなくなりません。



これは、今のような21世紀でも、キリスト教の教会は影響力があるし

お寺や神社は地域の中心であり、行事に関わっています。

それが、インドでは社会発展の障害までになっていても、誰もそれを


積極的に変えようとしていません。

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