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レアアース、売れ残って安売り・・・中国資源戦略の失敗 [資源]

かつての中東戦争(四次)当時、産油国が一斉に資源戦略を取り~

オイルショックが起きましたが、その後資源価格が上昇~

中国も、その例にならい、レアアースの輸出規制を行いましたが、見事に裏目!






レアアースやレアメタルとは?



中国や南アフリカ共和国で取れる、地下資源です。

日本は高度成長期から、それらの国と友好関係を築きつつ・・・

その地下資源を大量?に輸入して、航空機やコンピューターの部品に利用。


レアアースとは~希土類元素でスカンジウム、イットリウム、ランタノイド系元素(15種類)。

永久磁石に欠かせない「ネオジム」や「ジスプロシウム」・・・

強力な固体レーザーやカラーテレビの蛍光体に使用される「イットリウム」など。


レアメタルとは~金属(鉄や銅、亜鉛、鉛、アルミニウムなど)や・・・

貴金属(金、銀、プラチナやパラジウムなど)以外の金属で、流通・使用量が少ない非鉄金属。

電池やバッテリーに多く使われています。


世界的な需要と供給



先進国でこれから、燃料電池車を作りますが・・・

これなんか、レアアースをふんだんに使う予定です。

それを見越して、中国では自国で消費すると言う建前で、輸出を渋っていました。


じゃ、て言うので~日本や欧米各国は,代替の原材料を研究開発し・・・

結果的により安くて、安全に手に入るモノを使うことになり~

逆に、中国は売れないレアアースやレアメタルを抱えることになりました。



地下資源の「豊作貧乏」状態になってしまい、いまさら買ってよって言われても・・・

要らね~よって言わざるをえません。






なぜ失敗したか?



どうせ、代替品なんてすぐにできないだろうって、読みでした。

ところが、もともとレアアースってその生産コストがネックになっていて~

それが、上昇したり政治的な思惑があったりすると・・・


もう別のモノに替える計画は、昔からありました。

例として、ちょっとちがいますが・・・

アルミニウムは、精錬方法がまだなかった時代は「貴金属」扱い、確立されたら普通の金属。


中国は自分たちは無理だから、他の国も無理と考えたようです。

なんか可哀そうな話で、国力って地下資源のない勤勉な国の方があるようです。

その価格が下がっている4つの原因は・・・


1 撤退していたレアアース鉱山が、世界各地で再開しています。

2 日本で、代替え品の開発に成功して、実用化に向けて着実に動き出しています。

3 リサイクルで、レアアースを作る技術も確立されてきました。(都市鉱山?)


4 本当か?ですが、南鳥島近海にレアアースの埋蔵あり!(中国が、密かに調査したりして)

サンゴの密漁も、な~るほどで・・・日本近海の地下資源を奪う計画の一つですか?

セコい中国ならやりそうで、そん時は戦争や紛争になるでしょう。


結局、豊作貧乏と同じ



まさか、せっかく掘り出したレアアースを野ざらしにするワケにもいかず・・・

コストだけでも回収しようと、大安売り状態ですが。

自国の研究開発レベルを、早急に引き上げないと~(ノーベル賞学者がほとんどいない)



特許や著作権問題~品質管理問題もからめて・・・(早く、パクリを卒業しましょうね~)

まだ遠く、日米欧に及ばないのがハッキリしました~
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