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一日に必要な水の量は?お風呂、水洗トイレ、洗濯、炊事・・・・ [インフラ]

この間、地元の県水お客様センターに問い合わせの電話をしました。

その時、その最後に、震災時の水の供給の話になりました。

給水車が来て、配る用意があるって言われましたが、どのくらい必要なのか・・・






一人一日何L必要か、その内訳



その水道局(県水お客様C)の広報担当者は、明るい声でお一人さま一日で297L必要になります。

って即答したので、こちらもそんなに使ってるんですか~ってわざと驚いて見せました。

実際、お風呂のお湯をセットする時にだいたい160Lに設定しているので・・・




言われなくても、風呂に入らずシャワーなら半分以下で済むし~

洗濯も3日に一遍なら、水洗トイレより少ないはずです。

トイレも大小一遍なら・・・っていくらでも、減らせます。




炊事も結局洗う時に一番使いますから・・・食材、食器、道具を洗う時にまずふき取るのがいいかも。

キャンプの時と同じにすれば、一番水を使わずに済みます。

でも、風呂にも入らないし、洗濯もしないし、トイレもあまり流せないで一週間って・・・気が滅入ります。





震災時に、関西の人も東北の人も、老若男女問わず、「お風呂に入れて、幸せ!」って、みんな言ってました。

それだけ、日本人は「湯水のごとく」って言い回しがあるように、ジャブジャブ使います。

これが、どれだけ贅沢かは、その水量でハッキリでてますが・・・





実際、どういう状況になるか・・・



県水センターでは、災害時一人一日最低3Lを目標に設定しているし、そのために給水車の用意がある。

って、言ってましたが・・・現実問題として、震度5弱~震度6強レベルでも、地域によってバラつきが~

水道管がずれたり破裂すれば、当然供給ストップします。



時々、老朽化した水道管が破裂して、道路が噴水状態になる記事を読みますが。

震災時は、いたる所で漏水や破裂が起こるとして、応急処置は給水車、工事が時間かかるなら・・・

埋めずに地上に仮の配管してから、本線から順々に埋戻し作業かな?です。




血液の動脈と同じで、もとの大きな栓を閉じないとどんどん水があふれます。

ちょっとしたプールができるくらいたまりますし、誰もそれにかまっている余裕がないと想定します。

そこから、直接ポリタンクに汲めるようにしたら・・・ってアイデアもありますが、衛生面では?





東日本大震災の時、会社のビルの一部の水道管が破裂して、ずっと漏れていました。

これなんか、業者に電話しても、実際直したのは三日後でしたが、ずっと垂れ流しでした。

大元の栓を止めると、そのビル全体の水が止まってしまうので、できない相談です。






遊牧民は一生風呂に入らないし、日本人は何か清めたい~



チベットやモンゴルの、いまだに大草原で暮らしている人たちは、入浴しません。

飲み水もなく、動物の生き血や乳をジュース代わりにして、生活しています。

馬や牛の小便で顔を洗うのは・・・日本人には無理でしょう。





たまに、雨が降るとみんな裸になって、体を洗います。

う~ん、すごく汚いが、とても、自然な感じのする生活だと感心します。

日本人があまりに清潔で、人工的な環境で「水」の贅沢をしていると断言できます。





試しに、風呂に入らずに、洗濯もせずに、トイレも流さずに何日我慢できるか~やってみたら。

おそらく、どの人も三日ももたないと思いますが、特に若い女性なんか一日が限度でしょう。

逆に、震災時に一番ストレスがたまるのも、そんな人たちですので・・・





意外なのが、子供の時って汚くても、何とかなるもんです。

年寄りも、新陳代謝が少ないので、結構我慢強い人が多いです。

その辺が、震災時の世代別や男女別の我慢くらべの時、はっきり出てきます。





普段、お風呂やプールに水を張って置く習慣や、ペットボトルの1~2Lのものに水道水を保存とか。

ポリタンクの10~20Lのものを用意しておくだけで、かなり気が楽です。



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