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自衛隊の海外の基地って?いつから、何のために?専守防衛のはずだが... [軍事]

自衛隊も海外に基地を置くようになって、はや6年・・・

そろそろ、self-defenseという表現は?おかしいかなです。

国内や国境付近のみならわかりますが、海外の邦人ならびに船舶、航空機の保護のため・・・

はるばる、アフリカの角と呼ばれる地域へ、ご苦労様です~

さて、何のためか気になります。






ジブチに基地を置く理由


アフリカのジブチに、他国の軍隊と同様に基地を置いたのって、2007年のソマリア海賊紛争の後。

憲法では、自衛隊の定義は厳格ですが、国際協力のための海外派遣です。

戦前の日本海軍はせいぜい、東南アジアまでですから・・・




戦後の自衛隊の方が、格段に活動範囲は広いですが、その分・・・法律や制度は複雑。

戦前の無計画に近い大陸支配(侵略)と違い、戦後はアメリカに習ってシビリアンコントロール。

何をやるにも国会での決議や、国連安保理事会の決定がないとダメです。

(今回の場合、2008年ごろにさかんに国連安保理事会で決定がなされました。)



国会やマスコミ対策は?


よく海外の基地を作って、野党やマスコミに叩かれなかったなぁ~と思いますが。

今回のイスラム国の騒ぎまで、そっとして置いた感じです。

海外で活動する自衛隊と、災害救助で出動する自衛隊は同じですが、役割は正反対です。





国内では国民の生活が第一で、その維持のために東日本大震災をピークに派遣されています。

海外では国際協力が第一で、何をやるにもいちいちルールを作ってからになります。

戦前で言えば、明治時代の日清戦争前の陸・海軍のような、国際法に沿う方針が大事です。






自衛隊基地も治外法権か?


とは言え、これから世界のあちこちに軍事基地を作っていくとなると・・・

沖縄の米軍基地と逆の立場になるわけで、自衛官が何かするたびに問題が起こることを想定です。

(実際に、ジブチとは日米安保条約の地位協定みたいなものを結んでいます)

それに、補給や情報管理上の問題とか、自衛官の家族や人間関係も全て、想定するって大変ですね~






国内でさえ、私用のパソコンから防衛機密がダダ漏れの、防衛省ですから・・・

海外だと、必ずスパイ活動やテロのターゲットになる危険性は十分にあります。

それに、例えば国会議員が海外視察のたびに、近くの自衛隊の基地によるなんて、絶対やります。





法整備が後手後手に回っているけど、大丈夫?


2009年6月に成立した、海賊対処法によって、具体的な法制度がスタートした訳ですが・・・

それまでは、最低限度のことしかできず、じゃあというとその代わりに

海上保安庁の巡視艇や海上保安官の方が役に立っていました。

それに、自衛官はあくまで武器を使用しての対応のみで、海賊に対する警察権はないです・・・






多国籍軍に相当するのが、第151合同任務部隊でアメリカ海軍を中心に日本を含めて9カ国参加です。

国連軍はまだないですが、どうしても国際的な協力や共通の利益を必要とする場合・・・

米・英・仏を中心に作られる傾向で、ロシアや中国は別です。

◎この記事に関連する「紛争」の記事◎
国際テロと日本人の甘え、紛争地帯のヤバさと危険性・・・


タグ:海外基地
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